ドクターヘリで万全の準備【JAF-GP 富士スプリントカップ】

JAF-GP 富士スプリントカップ2日目である11月13日。ピットクウォークがなんと朝8時からという過密スケジュール。そのピットウォークの時間帯にコース上ではドクターヘリの展示が行われていました。

コース幅ほぼいっぱいという大きさ。さすが最新鋭のジェットヘリ。

レーシングアクシデントの場合、緊急性を要する怪我は十分にありえます。その際は道路事情に左右される救急車よりも空を飛んでいってしまったほうが早いのは明らか。昨年のJAF-GPでもレジェンドカップに出場した柳田春人さんを病院まで搬送しています。

後ろから見るとかなり幅と奥行きがあることがわかります。負傷者を乗せたストレッチャーを入れるために必要な大きさなのです。

この、後ろにあるドアが開いてストレッチャーを滑り込ませる仕組みです。

スーパーGTやフォーミュラーニッポンといった大きなレースでは、このドクターヘリが常駐しています。主催者は安全のために万全を期しているのです。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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