トヨタ2000GT詳細撮影その4 トランクが開いたところって見たことありますか?

トヨタ2000GTのトランクを開けたところって、見たこと無いでしょ。

最近のメディアではほとんど取り上げられることが無いトヨタ2000GTのトランク。

72サイズのスーツケースがひとつは入るほど広いラゲッジスペース。荷物のずり落ち防止バーは標準装備の純正品。やはりGTを名乗るだけのことはあります。ただし深さはありません。

ハッチの開閉を補助するダンパーは最初からついていないので支持棒をハッチに引っ掛ける構造。ダンパーが無いとハッチはかなり重いのですが、これはほとんどがガラスの重さ。

当時のグランドツアラーの文脈に則った、正統派のGTであることがお分かりいただけたかと思います。

今回は詳細撮影ですから、いろいろなところを開けていただいております。次回はチョット変わったところを開けていただきましょう。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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