燃費61㎞/Lの超ド級プリウス登場! トヨタの超低燃費は「アクア」だけじゃない【東京モーターショー2011】

トヨタ・アクア(Aqua)ここまでわかった! 数々の新事実!」でお伝えしたとおり、東京モーターショーで10・15モード40㎞/Lの超低燃費と170万円前後の低価格予想で話題沸騰のコンパクトHV、「トヨタ Aqua」が初公開される予定ですが、平行して61㎞/Lの新型プリウスのPHV(プラグイン・ハイブリッド)が同時に初公開され、来年1月に発売されるようです。

新型プリウスPHV(北米モデル)

こちらは家庭用100V電源で充電可能なモデルで、お値段は少々高めの300万円台となる模様。高性能リチウムバッテリーを搭載しており、1回のフル充電で26㎞のEV(モーター)走行ができるそうで、小まめに充電さえすれば普段の街乗りではガソリン要らずとか。

勿論バッテリーが切れても普通のHVとしてガソリン走行が可能。燃費が現行プリウス比で61㎞/Lと倍増した理由はニッケル水素電池に代わり、高出力なリチウムイオン電池を搭載したのが主要因でフル充電に要する時間は100V電源なら約3時間、200Vなら約100分程度のようです。

北米では既に発売されており、お値段は$32,000から。日本円換算で約250万円~となり、現行国内モデルの売れ筋グレード並みの価格で販売されている模様。

それにしても61㎞/Lって、10㎞/Lそこそこの従来車ユーザーにとって、どんなイメージなのか想像もつきません。ちなみにこのプリウスPHVは画像の北米モデル同様のマイチェン版で発売されるようで、フロントバンパーやランプの意匠が変更されており、室内表皮等もグレードアップされているようです。

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(Avanti Yasunori )

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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