米Delorean Motor Company(DMC)によると、1985年公開の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で御馴染みの「デロリアン DMC-12」が何とEV(電気自動車)になって2013年までに復活を遂げるそうです。
映画に登場したデロリアンがタイムトラベルに必要な電力は1.21 ギガワット(映画では脚本ミスでジゴワット)でしたが、今回のマシンは省エネ仕様で、そこまで膨大な電力は必要無い模様。流石に新生デロリアンはタイムトラベル機能までは搭載していないようですが・・・。
そもそもデロリアンはGM(ゼネラルモーターズ)の副社長だったジョン・デロリアンが理想の車を作るためにDMC社を設立して販売した最初の車だったのですが、エンジンのパワー不足や車体信頼性不足、価格の高さなどからデビュー後1年足らずで販売が落ち込み8,000台強を生産しただけで1982年にDMC社は倒産、2005年にデロリアン本人も既にこの世を去っています。
今回、かつて同社に在籍していたスティーブン・ウィン氏が同名の企業を立ち上げ、DMCの部品在庫や商標を取得して新生DMCを設立したようです。
バットマンカーやお喋りする「ナイト2000」などと共に、このデロリアンは映画仕様同様のレプリカが世界各地で作られる程の人気ぶりで、それに目を付けてオリジナルモデルの再販に乗り出したようです。発売当時の外観のままEV化されており、エンジンルームだった場所にはバッテリーとモーターが配されています。
余談ながら、自身もこの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作が大好きなのですが、ずっと気になっている事が一点。それは主人公マーティの彼女役のジェニファー。 第一作で演じているのはClaudia Wells(クローディア ウェルズ)なのですが、第ニ作以降ではエリザベス・シューに入れ替わり、クローディアは登場していません。
http://www.tmz.com/2008/12/18/back-to-the-past/
当時19歳だった彼女も現在は45歳。26年のタイムトラベル後の彼女を捉えた画像が存在します。
http://www.exposay.com/claudia-wells-wizard-world-chicago-comic-con—day-2/p/39837/1/?f=Claudia+Wells
華奢だった当時に比べてかなりグラマラスに変身していますが、流石に相変わらずの美貌ですね。これがホントの「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」という訳です。
こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/10/21/72437
(Avanti Yasunori )
【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/72532 】