井元貴幸 
映画トランスポーターで疾走するA8に憧れた人も多いはず。 そんな人気のアウディの中でもメルセデスCクラスやBMW３シリーズをライバルとするのがA4シリーズ。
標準モデルともいうべきA4シリーズには、スポーツ性を強調したS4シリーズがありますが、先代B7系にあったホットモデルRS4をご存知ですか？
RS4はいわば、BMWのM3にあたるモデルで、B7系A4が直4の1.8L.2.0L.2.0Lターボ.V63.2Lを搭載するのに対し、RS4は、V84.2Lで420ps/438.kgf-mという、とてつもないパフォーマンスを発揮するモデルでした。
最大の魅力は何と言っても、アウディ自慢のクワトロシステムにワゴンボディであるアバントが設定されている点。
ハイパワーでありながら、クワトロシステムにより、悪天候でも安定した走りをする事が出来る上、ワゴンボディであれば、そのパフォーマンスを発揮し、スキーに行くことも出来てしましそうです。
そんな魅力的なRS4ですが、現行モデルのB8系には設定されておらず、クーペボディのA5にRSモデルを設定しRS5として販売しています。
一部の噂ではRS4は現行モデルでは設定されないという話もありましたが、海外の自動車サイトではスクープ写真なども掲載されており、復活は近いようです。
BMWはM3にセダンボディを追加するなど、積極的にバリエーション展開しているだけに、アウディにしかなかったDセグメントのワゴンボディのホットバージョンRS4に、早くラインナップに復活してほしいものです。
（井元 貴幸）
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