東北の高速無料化 今度は一般車も含む全車両が対象に! 

さあみなさん、今年の冬は東北へ観光に行って経済面から復興のお手伝いをしましょう!

方向だけは決まっていたものの具体的な形が見えてこなかった東北方面の高速無料化拡大ですが、やっと予算の目処が付き政府の方針が大枠で発表されました。予算は2011年3次補正予算案において250億円が計上されています。

決まりつつあるのは
●開始は今年(2011年)12月頃
●対象は一般車も含む全車種
●有人ゲートもETCも利用可能
●平日は東北自動車道とその東側にある路線に限定
●土日・祝日は秋田や山形も含む東北全域
●2012年度(来年4月以降)も一定期間は継続
ということ。

東北地方においては観光の受け入れ態勢は整いつつも訪れる人が震災前の水準に戻らない観光地がほとんどで、経済復興のペースを遅くしています。一般車両まで対称になっているのは、それらの観光地を訪れる人を増やして経済面から復興をサポートしようという狙いがあるわけですね。

被災地へ観光に行くのは不謹慎!?

いえ、そんなことはありません。
行動をわきまえることは必要ですが、人が訪れることが復興につながるのです。

今年の冬は、東北に観光に行きましょう!

高速道路無料化に関しては、続報が入り次第クリッカーでもお知らせします。

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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