【VICS × clicccar連動プレゼント企画No.07】スマホ感覚の操作感と最上級HDDナビに迫る多機能を搭載[パナソニック ストラーダ CN-H500D]

VICS × clicccar連動プレゼント企画の賞品紹介第7弾はパナソニックの「ストラーダ」です(プレゼントの詳細キャンペーンサイトはコチラ>>>http://www.vics.or.jp/cp2011/carnavi/index.html

 

メモリーナビ全盛の昨今ですが、HDDナビも中級クラスとエントリークラスは根強い人気を誇ります。HDDならではの大容量データや高音質サウンドのままCDの楽曲を大量に取り込めるなど、メモリーナビではなかなかなし得ない魅力をたくさん備えているからです。

2011年夏、「ストラーダ」に「Hシリーズ」と呼ぶHDDナビを2機種が加わりました。「CN-H500WD」は、200mmの幅広コンソール用で、トヨタなどが一部車種に採用する200mmのワイドスパン2DINに対応するモデル。もうひとつが今回ピックアップする「CN-H500D」で、通常の180mmコンソール用になっています。両者の主な違いはフェイスパネルの幅とハードキーのレイアウトなどです。

 

下にハードキーを並べたブラックフェイスはスタイリッシュな仕上がり。
価格はオープンだが、実勢価格は15〜18万円前後

 

凹凸のないフラットフェイスとスタイリッシュなデザインは、高級感十分で文句なしにカッコいいです。輸入車や高級車に装着してもインパネの質感を損なうどころか、クオリティアップに貢献してくれそうです。液晶には透過性の高いクリアパネルを採用し、LEDバックライトの搭載もあって画面の明るさや視認性が向上しています。

 

2DINタイプで180mm幅にフィットする「CN-H500D」。
別に200mmのワイドコンソールにも装着できる「CN-H500WD」もラインナップする

 

よりスタイリッシュになった見た目はもちろん、従来の「ストラーダ」シリーズとの大きな違いは、インターフェイスに「モーションコントロール」を追加した点にあります。“フリック(はらう)”や“ドラッグ(なぞる)”といったスマホやタブレットPCでお馴染みの操作性を実現する静電タッチパネルを採用。いままでにない軽いタッチでの操作は、カーナビもこうした操作フィールの時代がやって来たか! とレポーターも思わず感慨にふけってしまいました。“フリック”は、軽く画面を払うだけで地図スクロールが可能で、ドラッグでは画面をなぞると指に合わせて地図が移動します。慣れると地図スクロールがストレスフリーで操作できます。

PCなどで登場している「フルスクリーン」も地図画面で可能になりました。7型に地図画面のみが広く表示され、操作時に手を近づけると、「ダイレクトランチャー」と呼ばれるメニューが出現します。なお、このメニューは、ユーザーの使用頻度の高い機能を載せるなどのユーザーカスタマイズが可能です。また「ストラーダ」といえば、ナビとAVを同一メニュー画面で表示し、カスタマイズも可能な「簡単ツートップメニュー」がお馴染み。レポーターも市販ナビでは随一の操作性と感じています。今回は左右の「ナビ&AV」に加えて、上下にリンク画面や情報・設定画面を追加。“ドラッグ”で上下、左右画面への移動がスムーズにできるようになったのは、操作(階層)がひとつ減るなど、より使いやすくなりました。

 

“フリック”や“ドラッグ”などのモーションコントロールが可能。
スマホ感覚でスムーズに操作できるのが魅力※写真は「CN-500WD」のものです

 

ナビでは定番の5ルート同時探索に「eco」が加わり、燃費と料金を節約するルートも選べるようになりました。「eco」は、少し時間がかかっても右左折や渋滞によるストップ&ゴーを避け、エコノミーでエコロジーなルートです。時間に余裕がある際は検討したいルート設定ですよね。ルート探索では、「ルートチューン」というカスタマイズ機能も注目。有料道路の優先度を調整したり、休日に有料道路を使う頻度が高いなら、有料道路の休日優先度アップを選択できたりします。そのほかにも「道幅優先」や「抜け道優先」などを用意し、各メニューの優先度を調整しながら、使いやすいように組み合わせることが可能です。

情報収集力も高まっているのもニュースです。VICSはFM多重放送に対応し、文字・図形・地図の「レベル3」で画面に表示。別売のVICSビーコンユニット「CY-TBX55D/ 27,300円」を接続すれば、ビーコンの渋滞や規制情報を元にしたルート変更にも対応可能です。過去のVICS渋滞統計データを収録した「渋滞データバンク」も引き続き搭載し、日時を入力すると入力条件に近い過去の渋滞情報が表示されます。

 

地図画面のみの「フルスクリーンマップ」に対応。
ワイドな画面に地図のみが表示されるから周囲を把握したい際などに便利。
※写真は「CN-500WD」のものです

 

さらに、パナソニック製DSRCユニット「CY-DSR1000D/ 29,800円との連携も可能で、都市間の高速道路の所要時間や周辺地域や施設の情報も入手できます。渋滞末尾情報や進行方向前方の画像も表示されますので、安全運転にも大きく貢献してくれるはず。なお、「CY-DSR1000D」はETC機能も内蔵しているので、ETC料金や料金履歴の表示も可能です。

AV機能では、「ストラーダチューン」の一環として「オーディオチェーン」が追加されました。音質設定は慣れた人やこだわる人には細かな設定ができるのはうれしいですが、そうでないと面倒だったり操作が分からなかったりします。「オーディオチェーン」画面で音響効果やイコライザー、バランスフェンダーの調整が一括でできます。また、HDDのメリットを活かし、60GBと大容量化が図られたのも注目点です。非圧縮リッピングを採用し、CD音質での録音が可能になりました。圧縮モードの128kbpsモードで約7500曲、CD音質モードでは約800曲も収録できます。また、地図画面の右下に現在再生中のソースや曲なども表示されるのも便利です。

スタイリッシュなフェイスパネルに、新しいユーザーインターフェース、大容量HDDオーディオを搭載した新「Hシリーズ」は、HDDナビとしてはミドルクラスの価格帯ながら、上位機種に迫る多彩な機能が魅力といえます。

プレゼントの詳細キャンペーンサイトはコチラ>>>http://www.vics.or.jp/cp2011/carnavi/index.html

(塚田勝弘)

 

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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