コストカットのため安全装備を外すのは許せない! ELR機構付カーゴネット

2代目BG型からレガシィを乗り続けてる自分には、モデルチェンジの際にコストカットで無くなってしまった装備や、簡略化されてしまった機能等を取り上げてみました。

 

今でも一番復活して欲しいと思うのが、カーゴパーテーションネット。

 

BG型中期モデル(B型)から採用され、BH型まで採用されていた物で、ワゴンのカーゴスペースとキャビンをネットで仕切れる格納式のロールパーテーション。

後席を展開した状態でも、格納した状態でも使える優れもので、後部座席のバックレストより高く荷物が積みあがった場合、キャビンへの荷物の飛び出しを防ぐもの。

時速50キロでの衝突時10キロの重量の荷物をキャビンに侵入するのを防ぐという物でした。

やはりキャンプ等では荷物もかさばり、バックレストより積みあがる事も多い為安全面でも大変重宝していました。

設置や格納も簡単で、ロール部分にはシートベルト同様ELR機構で荷物でロールが引き出される事も無い、大変安全に配慮した装備でした。

1台の生産で50円コストカットすると表彰モノと言う話を聞いたことがありますが、安全面や質感では退化して欲しくないクルマの装備。

ワゴンとしての出来栄えは高いレガシィなだけに、こういった装備は是非継続してほしいです。

(井元 貴幸)

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