ドイツの「トヨタモータースポーツGmbH」が8月29日、新開発のオープン・レーシングカーでニュルブルクリンクにおけるEV(プジョーEX1)のコースレコード 9分1.338秒を大幅に塗り替えるべく、挑戦するそうです。
このマシンは2シーターで、全長4190×全幅1785×全高1070mm、車両総質量970kgと軽量設計。2モーター仕様で最高出力280kW、最大トルク800N・mを発生。リチウム・セラミック電池を搭載しており、何と最高速度260km/hを誇り、0-100km/h加速をポルシェ911ターボ並みの3.9秒でこなすとか。かなり強力なマシンのようです。
先日、日産リーフのレーシングバージョン、「NISMO RC」が話題になりましたが、こちらは車両総質量925kgで最高速度150km/h、0-100km/h加速6.85秒。クローズド・ボディという事もあり、一概に比較できませんが、数値からはトヨタ製EVマシンの圧倒的な早さが伺えます。
今回のニュル周回タイムへの挑戦の様子を伝える動画が今から楽しみです。
こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/06/06/31512
(Avanti Yasunori )
【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/54059 】