毎回ドイツ勢が元気なフランクフルト・モーターショー。2011年は9月13日から開催(一般公開は15日〜)されますが、そんな中、早くもアウディが出展するコンセプトカーを発表しました。
アウディ・アーバンコンセプトと名付けられたこのモデルは、軽量構造、効率性、燃料削減を追求したもので、スポーティな走りを実現するためのエッセンスが凝縮されています。
2名乗りとなっており、コックピットはシートが固定されたカーボンファイバー強化プラスチック製。シート自体はずらして配置されて、ドライバーは自分の体格にあわせて、ステアリングやペダルの位置を調整するスタイルを採用しています。
駆動方式はリチウムイオン電池を用いた2つのモーターを搭載しており、つまりはEVのシティコミューターというわけです。
ちなみに展示では、このスポーツバックモデルに加えて、スパイダー仕様も登場する予定。
EVというとエコの面ばかりがクローズアップされていますが、燃費に有利な軽いということは、運動性能面でも有利に働きます。走りの楽しさをウリにするEVにも期待したいですね!
(佐藤みきお)