「来場者32万人」「成約1万台超」「一番人気は日産ジューク」でした【ジャカルタモーターショー11】

インドネシアの日本語新聞「じゃかるた新聞」によりますと、第19回インドネシア国際モーターショーが31日閉幕し、来場者数は前年比4万人増の32万2823人、成約数は1万1585台だったそうです。

そうなんです。アジアのショーは一般の人も見にきますが、メーカーと地元ディーラーの契約の場でもあるんですね。

その成約額は昨年比30%増の3,274,100,000,000ルピー!(約327億円)だそうで、経済発展がそのまま数字に現れているようですね。

出展面積別に分けたブースの人気投票では、小がメルセデスベンツ、中がBMW、大がトヨタだったとのこと。

また、出展車の人気投票は日産ジュークだったそうです。

けっこう意外な感じです。

想像すると、SUVが憧れの対象であり、その中でもがんばれば現実的に買えるかもしれないサイズ、価格帯(現地で238.800.000〜248.800.000ルピア。日本円で約240〜250万円)ということで得票数を稼いだのかな?と思います。

インドネシアはまだまだ道路の状態がよくないので、よほどの好き者でなければわざわざ車高の低いスポーツカーが憧れの対象にならないようです。といっても、やっぱり世界的にもスポーツカーよりSUVが人気なんでしょうね。

(小林和久)

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この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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