3月の大震災によって、東北エリアにあるサプライヤーが被害を受け、自動車メーカーの生産に大きな影響が及んだというのは大きなニュースになりました。
ですが、あれから5か月がすぎ、なんとなく自動車メーカーも立ち直った…そんな雰囲気も漂っています。ですが、現実はそれほど甘くなかったようです。
以下が、各自動車メーカーが発表した2011年6月の国内生産と海外生産の前年同月比です。
トヨタ 国内84.1% 海外96.4%
ホンダ 国内49.4% 海外57.9%
日産 国内101.9% 海外125%
マツダ 国内97.7% 海外101.2%
三菱 国内108.1% 海外125.3%
スバル 国内67.7% 海外63.0%
スズキ 国内77.1% 海外90.7%
ダイハツ 国内97.8% 海外85.8%
数字を見れば、明暗クッキリです。
日産も、いわき工場が被災しましたが、力強く復活。なんと生産を伸ばしているというから驚きです。それに対して、ホンダの数字は悲惨そのもの。
それだけホンダの被害が大きかったと見ることができるかもしれませんね。
<鈴木ケンイチ>