パンクしても走れるタイヤを知っていますか?【ポテンザS001 RFT】

クリッカーを読んでいる人のなかには「タイヤ交換ぐらい朝飯前」と思っている人も少なくないかとは思いますが、雨の日とか、夜とか、急いでいるときとか、おしゃれな服を着ているときにはやっぱりタイヤ交換なんてしたくないですよね。つまり何がいいたいかと言うと、パンクは時間も相手も環境も選ばずに突然襲ってくるんです。そんなときでも、あなたは「タイヤ交換なんて楽勝♪」といっていられますか?

ええ、もちろんボクはNOですが。

そんなボクみたいに軟弱な人にオススメなのが、特殊な構造を持っていてパンクしても一定の距離を走れる「ランフラットタイヤ」。完全に空気が抜けて空気圧がゼロになっても、時速80キロ以下で、80kmを走ることができるタイヤなんです。

 

ランフラットタイヤの最新モデルがブリヂストンの「ポテンザS001 RFT」。このタイヤのポイントは従来のランフラットタイヤの欠点といわれる乗り心地を改善したことなんですが、もうひとつこれまでのランフラットタイヤとは決定的に違うことがあるんです。

なんと、普通のタイヤから履き替えることが可能なんです。
(これまでランフラットタイヤは新車時からの装着車じゃないと装着不可でした)

 

車種ごとに現車確認をおこなっているために対応車種はいまのところプリウス、カローラフィールダー、プレミオ&アリオン、ウイングロード、キューブ、CR-Zなどごく一部ですが、今後はもっともっと対応車種が拡大されていくはず。

タイヤ交換をする自信がない人、それから雨が降ったり急いでいるときにはタイヤ交換をしたくない人は、パンクしても走れるタイヤを履くことを検討してみてはどうでしょう?

(工藤貴宏)

【すべての画像が見られない方は】https://clicccar.com/2011/06/20/35176

 

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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