【何もないところから作れるバイク】実は日本にあるって知ってましたか?

このバイクの車種名を即答できる人はどれ程いるでしょうか? 正統派なネイキッドスタイルですが、よ~く見ると…

ホイールが小径(10インチ)
シンプルな単気等エンジン

などの情報から、フルサイズのバイクではないということに気が付くはずです。

ということは、このバイクの正体は…

ズバリ! ホンダのモンキーなんですね~。原リャリ(50cc)の中でもダントツの人気を誇る車両です。

でも、上のふたつの写真を比べても、同じ車両だとは思えませんよね。だって、

メインフレームまで変更されていて(純正は鉄製。このマシンはアルミから削り出された物)、ノーマルのパーツはフューエルタンクとメインハーネスくらい。そのフューエルタンクすら、小さくなるようにチョップされている始末…。

という具合に大変身を果たしているのですが、

使われているパーツの9割以上がアフターパーツとして市販されている物。お店に行って買ってくれば、誰だってこんな楽しみ方ができる。っていうのも驚かされる事実です。

こんなプラモデルみたいな楽しみ方ができるバイクって、世界中を探してみてもモンキーだけともいえるのではないでしょうか?

正に日本が生み出した文化。これって大切にしていきたいですよね~。

ちなみに、ここで紹介している

スペシャルなモンキー改は、6月6日発売予定の月刊モトチャンプでも詳しく紹介されています。4MINI(モンキー)のディープな世界を覗いてみませんか?

(Photo:渡辺昌彦 text:モトチャンプカメ 編集:千輪 毅)