予選6位で通過した痛車デミオ。
CVTの油温上昇によるレブリミッターの解除のために走行中にエンジンを切る、と言う荒業まで駆使しての 予選順位です。
決勝前はひたすらCVTを冷やしています。
その甲斐あって、決勝グリッドにならんだ痛車デミオ。エントリー10台中、リタイアなどもあり決勝に進んだのは8台となりました。
スタートではきれいにキマり、1台パスしてもう一台、というところまで攻めていたのですが、やはり油温上昇には勝てず、6位キープのままレースは進みます。
そして8周でチェッカー。順位は6位のままチェッカーをくぐりました。
ではデミオのトップクラスはどうなのかというと、常に抜きつ抜かれつのサイドバイサイド。毎回順位が変わるほどの熱いバトル!見応えあります。
デミオカップのミッション内訳を見るとトップ2はマニュアル、3位、4位はCVTとなっていてそのタイム差はあまり大きくはないのです。上位のCVTはオイルクーラーをエンジンとミッションの両方につけ、ミッションオイルはNUTECのCVT専用対策オイル。このあたりの熱対策を見習えば痛車デミオも上位争いに食い込めるだろうと考えます。
次戦もがんばって欲しいものです。
(北森涼介)