今回の上海ショーで新型ティーダがお披露目されました。中国では東風日産によって市場に投入されるモデルとなっています。最大の特徴はホイールベースをなんと100mm延長し、クラストップのニールームを確保したとのことです。これでティーダのホイールベースは2700mmとなりました。さらにフロントウインドゥを上下左右に大きくしたとのことです。
ターゲットとなるユーザーはヤングファミリーで、これまで道具感の強かった印象に対して、プレミアムや俊敏さをイメージできるクルマづくりをしてきたとのことです。また、中国で日系車として初となるターボチャージャー仕様もラインナップするなど、やや上級に位置するモデルもライバルとしているようですね。
たとえばオペル・アストラをベースに中国ではビュイック・エクセルが販売されていますが、そのあたりはかなり意識していたのかもしれません。ちなみにエクセルの3サイズはL4419×W1814×H1487mmでホイールベースは2685mmです。エンジンラインアップは、ガソリンで1.6リッター、1.8リッター、1.6リッターターボとなっています。
(MATSUNAGA, Hironobu)