前回のストリートゼロヨン対決はレクサスLFAが日産GT-Rに惜しくも負けてしまう結果でしたが、さてGT-Rとエスカレード対決の結果は?
実は素材フェチのボクとしてはカーボンコンポジット素材など技術の粋を集めたLFAがGT-Rに負けたことが悔しくて、GT-Rが一見速くなさそうなクルマに負けちゃう動画を探していたらこちらがヒットしたんです(笑)
さて、この「キャデラック エスカレード」、ノーマルではV8 6.2L 409馬力というスペックですが、これをツインターボ化して1000馬力までチューン。トルクも100Kg・mと、エンジンスペック的には、あの「ブガッティベイロン」とドッコイなんですね。動画でも2.6tの巨体を4駆のバツグンのトラクションを生かしてロケットのようなスタートダッシュ、中間加速もダレることなく見事GT-Rから逃げ切っています。このクルマを制作した「Hennessy Performance社」のアナウンスによりますと、0-100kmのタイムは3.3秒!日産GT-Rの3.4秒をコンマ1リードしているそうです。
そういえば90年代初頭にGMCが「タイフーン」っていうSUVを出していたのご存知でしょうか?「ソノマ」というピックアップSUVをターボジャージャー化した市販車で、当時「フェラーリ テスタロッサより速いSUV」と言われていました。事実0-100kmが5秒前半という驚異的な速さでした。
クルマの速さを加速性能だけで推し量るのは荒唐無稽なことですが、「ここ一発のキック力」はやっぱり排気量(過給も含めて)に比例するようですね。
ちなみに日産GT-Rはアメリカで「ゴジラ」って呼ばれているんですね。あんま格好良くないかも……
(テングダンディ)