ヒュンダイのデザイナーによる未来のクルマ My Babyは自由な発想が魅力 【ソウルモーターショー2011】

前回のソウルモーターショー2009で初めて展示された、ヒュンダイのマイベイビー・プロジェクトが今回も行われました。これは、ヒュンダイのデザイナーたちが自由な発想で未来のトランスポーテイションをデザインしたもので、コンセプト・ボードのイラストで紹介したものです。今回は27作品が展示されました。

これらの作品が直接製品化されることはないかとは思いますが、デザイナーにとって必要なのは自由な発想です。実際のクルマを作るときには、どうしても、どんな条件で作るかといったような基本的な仕様が頭に入ってしまったり、知らずのうちに現実的なものになってしまいがちです。

そんななかで、頭を柔らかくしたり違った発想を生み出すには非常に意義のあるもののようです。またリーダーにとっても、各デザイナーの異なった一面を見ることができるという点で有益であるはずです。またショーで展示されることで、ユーザーにとってもどんな人が作っているのかわからないクルマが、こんな人が作っているのか、と実感でき、身近に感じられる企画となっているようです。

(MATSUNAGA, Hironobu)