昔のクルマは100km/hを超えると何が起こるか知ってますか?

昭和50〜60年代の日本車と輸入車には、いろんな違いがありました。

外観では、日本車の場合ドアミラーがNGな時代がありましたね。

フェンダーからニョッキリ生えたミラーでないとお上が許してくれなかったなんて、今考えると不思議なくらいです。けど、今でもタクシーなどはフェンダーミラーだし、やや車高の高いSUVやミニバンには付いてますね。

それから180km/hで働くスピードリミッター。

どんどんパワーアップが進み、1.5リッタークラスでも180km/h出るようになっても最高速はみな同じでした。これは今でも生きてます。

 

で、若い人は知らないと思われるのがキンコンチャイム(というのでしょうか?)。

当時の国産車は100km/hを超えると「キンコン、キンコン」と情けない音のチャイムがなって、「おーい、おまえスピード出し過ぎだよ〜」って警告してくれたんです。当時を知ってる人も忘れてたでしょ。

これを再現したという、なんともゆるーいiPhoneアプリがカーメイトからリリースされています。

GPSを利用して、速度表示や指定速度でのキンコンチャイムの音がします。

しかも、「キンコン、キンコン、キ、キコン」といった当時よくあった音ズレも表現。「バグではありません」とキチンと表記されています。

愛車を旧車風に見せたい人、旧車の中身を現代のクルマに丸替えしちゃった人、単にゆる〜いアプリが欲しい人にはオススメです。

詳しくはコチラ>>>http://www.carmate.co.jp/software/

ダウンロードサイトはこちら

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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