計画停電で私の利用している西武池袋線は朝夕の通勤時間帯はホームから人があふれ、超満員状態です。
ガソリン不足が次第に解消している都心部では、いつもの渋滞が始まってます。
そこで、あらためて2輪車を考えたいと思います。
公共交通機関や積荷の量、もちろん近距離なら自転車が最もエコですが、1人での中距離移動なら、バイクが最適な場合もあります。
写真のPCX(HONDA)は、なんと1リットルあたり43.9kmも走る燃費の良さ(モトチャンプのテストによる実測値)です。
文句なしの動作を見せるアイドリングストップ機構なども燃費の良さの秘密です。
往復50km、1月に25日の通勤で、1リットルあたり10kmの燃費のクルマと比較すると、1ヶ月で1万3300円、1年間で15万9600円も節約できます。(1リットル138円で計算)
雨天や荷物が多い人はマイナス面もありますが、渋滞の影響も受けずにスイスイと走れ、燃費も良くエコな点は見逃せないと思います。
ちなみにPCXは29万9250円。さきほどの計算だと、2年の通勤で車両代が浮いてしまう計算です。
(上写真に写っているのはリードEX(HONDA)で燃費はモトチャンプによるテストで1リットル35.6kmでした)
余談ですが、PCXはホンダがタイで生産し、タイはもちろん、日本やアメリカ、ヨーロッパなどでも販売する世界戦略車(2輪)の1号機で、日本でも発売されたとたんにバックオーダーの山となる人気で、一時は納車に半年待ちという状態でした。タイ生産される世界戦略車は現在第2段としてCBR250Rも控えています。わたくしごとですが、そんなホンダの2輪のグローバル拠点ともいえるタイに、今夜から取材に行ってきます。
(千輪 毅)