宮城県では、登録台数の1割のクルマが被災したようです【東北関東大震災ルポ】

今回の震災では、たくさんのクルマが津波に巻き込まれました。東北の地元新聞である「河北新報」によると、宮城県による推計では宮城県内で被災した「県内ナンバー」の被災車両が、なんと14万6000台に達するそうです。その数は、宮城県の自動車登録台数の約1割にもなるというから驚きですね。

この14万6000台という数字は「津波で浸水した地域の世帯数に県内の1世帯あたりの保有割合を乗じ、浸水地域の登録営業車両の台数を加えて算出したもの」(河北新報)。このほか県外ナンバー車両も被災しているので、実際の被災車両はさらに増えると見込まれています。

 

 

(工藤貴宏)

 

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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