速いと負けちゃう!?新感覚モータースポーツ「レーシングECO耐久」

大井貴之さんのD-RIGHTSが主催するレーシングECO耐久が、今年も3月13日に袖ヶ浦フォレストレースウェーイで開催されます。

レーシングECO耐久
レーシングECO耐久

ECOと名付けるだけあって、単純な速さだけでは決着が着かない。周回数や燃費をポイント制で計算するなど趣向を凝らした「縛り」が満載のこのレース、昨年8月22日に開催された第一回ではこの縛りが大きく勝敗を分けています。

その勝敗を分けた縛りの一つとは「1周を1分25秒以上で走らなくてはいけない」!

トップを走る野上プロジェクトのロードスターとISMレーシングのBMWがラスト5分でドッグファイトを繰り広げました。

レーシングECO耐久
ラスト5分のドッグファイ

毎周トップが入れ替わり、勝敗が全く予測できない展開の激しいバトルが繰り広げられる中、先にチェッカーを受けたのはISMレーシングのBMWです。

レーシングECO耐久
チェッカーはBMWに?

しかし、ここで実況の大井貴之さんが大絶叫!

「禁断のスーパーラップ!24秒台!でたーーーー!」

レーシングECO耐久
禁断のスーパーラップ

そう、BMWは最後のラップをノーカウントにしてしまったのです。そして優勝の栄冠は野上プロジェクトのロードスターへ。

 

こんなドラマティックな参加型レースは見たことがありません。その上、今年も参加車両が超バラエティ。ロードスターやZ、BMWに混じってプリウスやCR-Zなどのハイブリッドも参加。エントリーリストを見ると、なんとバイクのエンジンを積んだレーシングカールックのあのRadicalも参加するようです。

3月13日は私もピットクルーとして参加します。皆さんもぜひ、この最高に面白いレースを袖ヶ浦フォレストレースウェイに観に来てください。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる