プリウススペースコンセプト(プリウスミニバンプロトタイプ)でプリウスの3つの弱点が一気に解消!

大ヒットモデルとなった現行型プリウス。私も好きなクルマの一台ですが、現行型になってイマイチ気に入らない点が3つありました。

1つめは大きなセンターコンソールが邪魔!
2つめはメーターが地味!
3つめがエンジンやモーターの稼働状況が分かるエネルギーモニターがナビ画面で見れない!

といった点でした。

でも、プリウスミニバンでは一気に3つとも解消されていました。プリウスミニバンのシフトレバーは先代のようにインパネシフトとなり、違和感がなくなりました。その代わり大きなセンターコンソールが付いていますが、7人乗りはそこにリチウムイオンバッテリーが置かれるので仕方ないでしょう。でも、このセンターコンソールはアームレストとしてちょうど良い高さになっているし、底は浅いもののCD8枚が入る小物入れになっているので実用性もあります。

バッテリーがリヤに搭載される5人乗りのセンターコンソールボックスは、深い物入れになっているので、CDが23枚も入る容量があります。無駄に大きいプリウスのセンターコンソールより、こっちのほうが絶対実用的です!

2つめのメーターの色使いは一気にカラーになったことで、視認性が増したことはもちろん、質感も向上しています。ただし、ハイブリッドシステムインジケーターが少し分かりづらくなったので、そこは3つめの純正ナビに頼ることになります。

3つめのエネルギーモニターがナビ画面で見られるようになったのも朗報。やっぱり画面が大きいほうが見やすいし、カラーになるので自然にエネルギーの流れが認識できます。これはメーカーオプションだけではなく、ディーラーオプションのナビでも見れるようになるということなので、プリウスミニバンを買う際には純正ナビを選びましょう。

プリウスの発売から2年近く経つこともあり、プリウスミニバンは細かい点がだいぶ良くなっています!

(岡島裕二)