美しくて見やすい液晶カラーディスプレイと、メモリナビならではの俊敏性を併せ持ったAVカーナビゲーションシステムが、ケンウッドからいよいよ2月に発売されます。
ケンウッドでは、こうした美しさと速さを表現するために『彩速ナビゲーション-AVENUE』 と名付け、東京オートサロン2011の会場では、この新製品を前面に打ち出したブース展開を行っていましたよ。なんといっても、展示車両がランボルギーニとプジョーですから、気合いの入れ方が違いますよ!!!!
ちなみに『彩速』とは、美しさをイメージする『彩り』と『最速』を掛けた造語で、『さいそく』とよみます、はい。
2月に発売されるのは『MDV-727DT』と『MDV-626DT』の二機種。オートサロン会場に展示されていたデモ機を実際に触ってみると、ビックリするほどの速さを持っていました。データを読み込んでいる実感がまったくないほどのスピード感ですよ。皆さんは会場で試してみましたか?
その速さの秘密は、やはりメモリナビという点にあります。大容量ハードディスク(HDD)ナビと比べると、メモリナビはデータ容量が少なく感じるのですが、この新製品に内蔵した16GB・SSDは業界最大容量を誇るうえ、データ圧縮と解凍を瞬時に行えるケンウッド独自のシステムを組み込むことでHDDナビにはできない高レスポンスを実現。名付けて『ジェットレスポンスエンジンⅡ』ですからね!! しかも各種地図データや検索機能はHDDに引けをとらないそうです。SSDはHDDよりも故障が少なく、消費電力が少ない点も大きなメリットです。
画面も見てください。といっても、残念ながらこの写真ではまったく伝わりませんが(苦笑)、高精細W-VGA液晶パネルと高輝度ホワイトLEDバックライトの組み合わせは、ホント美しいの一言です(ナビ画面で地デジも見られます)。
上位機種の『MDV-727DT』は4チューナー&4ダイバシティ方式を採用することで、たとえ高速移動中であっても地デジの電波を安定してキャッチする力を備えています。しかも、チューナーの受信感度は従来比1.6倍だそうです(これは二機種とも一緒です)。すごい!!
また、iPodやiPhoneなどを接続すれば、音楽再生はもちろん、動画再生もできちゃいます。もちろん音質についても、音響メーカーとしての誇りとホームオーディオ技術を継承していますからバッチリ。なんだか、クルマの中で「欲しい!」と思うものが、そのまんまワンパッケージ化されている感じですよね。
さらに、会員制地図更新プログラム『KENWOOD MapFan Club』もスタートしました。発売されたら、ぜひカー用品店の店頭で試してみてください。
あまりにも機能満載のため、そのすべてを紹介しきれないので、商品の詳細は、ケンウッドホームページまでどうぞ!!
そうそう、オートサロン直前の1月11日には都内で記者発表会を開催し、多くの報道陣を集めていました(写真)。この日、メディアに公開したキャンペーンガール『彩速ガール』たちは、ケンウッドブースのステージや商品展示コーナーで活躍していました。
あれれ!? 衣装はレッドとブルーがあるんですね……。これも『彩り』ってことでしょうか? 赤がいいか、青がいいか、けっこう悩みますけど、カーナビ選びはメモリナビとハードディスクナビで悩まないでくださいね。
(南風よしお clicccar編集部)