最近のクルマの、足元の裏事情を考えてみる

クルマに欠かせないアイテムといえばフロアマットですが、フロアマットって昔からあまり進化していないと思いませんか? でも、実はそうじゃないんです。

 

ここ最近で大きく変わったのは、フロアマットの裏側。以前は植毛のフロアマットでも裏がゴムになっていることが普通でしたよね。でも今ドキのフロアマットは裏もゴムじゃなくて、繊維になっていることが多いんですよ。

どうして繊維になっているのか? 実は静粛性を高めるためです。ゴムだと音を反響して響かせてしまうけれど、繊維なら音を吸収して車内をより静かにできるというわけですね。

あって当たり前。空気みたいに地味な存在のフロアマットだけど、実は結構進化しているみたいです。

(工藤貴宏)

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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