もう一度見たいあのクルマ! オートサロンのカスタムカーコンテスト歴代グランプリ車を振り返る

さあ、いよいよ1週間後の開幕が迫ってきた東京オートサロン! 今年はどんなチューニング&ドレスアップカーが度胆を抜いてくれるのか、今からドキワクしているクリッカーな方々も多いですよね? そんなわけで今回は、おさらいも兼ねて過去10年間のグランプリ車両をプレイバック!! オートサロンの歴史を紐解いて、なんとなーく2011年のトレンドに思いを馳せちゃいましょう。

 

ちなみにオートサロンのグランプリ車両は、数ある部門ごとに最優秀賞を選出し、その中から人気投票によって真のナンバー1を決定するもの。その年のオートサロンを代表する1台に与えられる名誉あるアワードなのだ。

 

 

《2000グランプリ車両》

ホンダS2000をベースに無限が製作したのは、“未来の競技車両”がコンセプトの「Speed Star 2200」。オープンボディをカバードした空力特性と2200ccへの排気量アップでマッハゴーゴーな感じなのだ。

 

《2003グランプリ車両》

違いのわかる男、由良拓也氏がスマートをベースに製作した「6×4.com」は、まったく新たなデザイン手法で6輪ビークルを実現。公認車検取得で公道走行も可能ってあたり、むちゃくちゃ夢があります。

 

《2004グランプリ車両》

NSXをベースに独自のボディキットとホイール、そしてカチ上げタイプのランボドアを引っさげ登場したヴェイルサイドの「Misty NSX Fortune model」は時代の寵児に。圧倒的な人気を博しました。

 

《2005グランプリ車両》

前年に引き続きグランプリを受賞したのが、ヴェイルサイドの「RX-7 Fortune model」。海外勢に負けない国産スペシャリティスポーツのカリスマとして確固たる地位を築き上げたモデルと言えそう。

 

《2006グランプリ車両》

ヴェイルサイドのRX-7に続いては、ロータリーエンジンを知り尽くしたRE雨宮がグランプリを受賞。ポルシェのヘッドライトを違和感なくフィッティングさせ、FD3Sの新たな魅力を具現化しているよね?

 

《2009グランプリ車両》

続いて2年飛ばしての2009年グランプリは、全身をスワロフスキーのガラス細工で埋め尽くした「D.A.D LS Edition」SL600。ブリンブリンの輝きで女性来場者からも圧倒的な支持を得ていたのだ。

 

《2010グランプリ車両》

昨年は言わずと知れた新世代ハチロクのコンセプトモデル「FT-86 G Sports Concept」が受賞。いまだ市販化は実現してないけど、とうふ屋さん直系のFRスポーツに対する注目度の高さが伺い知れます。

 

《選外》

個人的には昨年度のチューニング部門で最優秀賞を獲得したRE雨宮の「風林火山with SGC VII」に胸キュン! 英国ウェストフィールド製ロータス7レプリカにMAZDAのロータリーユニットを搭載した意欲作だ。

 

結論:魅惑のスポーツカーから独創的なカスタム車両まで、百花繚乱なオートサロンのグランプリ車両。なんだかんだ、ここからトレンドを占うのは至難の業なので……みなさん、今年も幕張メッセで盛り上がりましょう!

(まるよ本舗)