2010年に登場したクルマでいちばん気になったのは……ムラーノクロスカブリオレ

2010年に登場したなかで、ボクがいちばん気になったクルマ。それは日産のオープンカーです。

フェアレディZ?? インフィニティG37?? いえいえ、ムラーノですが何か?

「EVだ、ハイブリッドだ」と騒いでいる世の中をまったく無視しているのが素敵すぎると思いませんか。そして、SUV+オープンという、今までだれも考え付かなかった(というよりあまりに無謀すぎて実現に移さなかったのかも?)発想がなんとも斬新。このくらい開き直ったクルマが、クルマ界を楽しくしてくれるんですよね。これぞ「記憶に残るクルマ」ですよ。

ムラーノの屋根を切っただけに見えるかもしれませんが、2ドアかされていたり、トランクリッドが新設されていたり、けっこう手が入っています。Aピラーより後ろはオリジナルといっていいでしょう。えっ、実用性が低下している? そんな細かいことどうでもいいじゃないですか。

ちなみにこのムラーノクロスカブリオレ、ワンオフの改造車でもなんでもなく北米での市販車。欲しくなっちゃった人は、円高のうちに並行輸入しちゃいましょう。注目されることだけは保障しますよ。エコカー減税もエコポイントも受けられませんが。

この記事の著者

工藤貴宏

工藤貴宏 近影
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。