動画にスピードメーターやGセンサー、位置情報を合成し、サーキットでの自分の走りをデータでチェックできるシステムが発売されました。
これはスペックプランニングが発売した「GPS-Nero GPS-Video Tool」という超小型GPSロガーと解析ソフトとを組み合わせたスポーツドライビング解析システムで、取得した各種データと動画をコンピュータで簡単合成できるため、動画とスピードメーターやGセンサーなどの情報を組み合わせて見ることができます。
つまり数値と画面が組み合わされるので、誰にでも解りやすく走りを解析できるというわけです(仲間に言い訳もできなくなります)。
モータースポーツでも「どこのコーナーでブレーキングが早いとか、あそこのコーナーでエイペックスに着けていない」などデータ解析は当たり前のように行なわれていますが、それと同じというわけですね。
またカメラを2台組み合わせると2画面表示できるので、前方とペダル、後方画面など、操作の動画も組み合わせられます。まるでレース中継の車載カメラのようです。
価格はGPSロガーデータ動画合成システムGPS Neroが2万1000円。
既存のグラフや数値表現によるエンジニア向けのロガーシステムとは違って、アニメーション表現を駆使することでドライバー自身が解析できることを意識した解析システムであるデジスパイスが3万9375円。
車載に最適なレコーダーと分離型のフルハイビジョンカメラ(1080P、720P、480Pと切り替え可能で画角は150~172、防水・防塵4倍ズーム)が5万9850円(近日発売予定)。
ステレオマイクロホンAT9901が5670円。
データと画面を駆使すれば、走りも一段とレベルアップですね!
http://www.youtube.com/embed/vPCblsgz_XM
スペックプランニングGPS Nero
(佐藤みきお)