カセットテープの人気が再燃で、車載用カセットデッキが新発売って本当!?

昔のクルマには、カセットの再生が可能なデッキが不可欠で、専用ケースにズラリとカセットを並べて(もちろん演歌ではなく)、ダビングやラジオのエアチェックで録音した音楽を楽しんだものでした。FM情報誌で「エアチェック」したり、カセットレーベルの付録を楽しみにしたりと、現在の「クリックひとつでダウンロード」とは隔世の感がありあり。

さて、一部根強いマニアがアナログを支持しているとはいえ、デジタル全盛のいま、車載カセットデッキを新発売すると聞くとカセット人気は本当なんだ!? と認識させられます。

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カセットデッキを発売するのはビートソニックで、1DINサイズの「HCT3」にカセット用の差し込み口があるのを見るだけで懐かしくなります。

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しかし、単なるリバイバル品ではなく、microSDやUSBメモリーなどにも対応し、SDカードとUSBメモリーではMP3の再生も可能。3.5mm径のミニジャックは、スマホなどのイヤフォン端子から音声入力もできるなど、最新のデジタル機器にも対応しています。

もちろん、以前のカセットデッキでも可能だったAM/FMラジオの受信にも対応し、アナログからデジタルまで音楽をゆる〜く楽しむには最適。発売日は2016年9月16日で、価格は1万6000円(税抜)となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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