GT-Rに勝ったこのかわいいクルマはなに?【動画】

ええっ? GT-Rが! GT-Rがぁあああああ!!

飛行場を使ったゼロヨン(ドラッグレース)のイベント。向こう側のレーンは、世界トップクラスのゼロスタート性能をほこる、われらがニッサンGT-Rです。

GTR_vs_Trabant_01

そして手前のレーンは……なにコイツ? ミニともちょっとちがうし、タイヤを見ると後輪駆動? スタート位置につく前の動きを見ると、なかなかやりそうですが、さすがにGT-Rの敵じゃないでしょ。

 GTR_vs_Trabant_02

ところが、このスモールカー、並大抵ではありませんでした。ウイリーバーを装着しているところからもタダモノじゃないことはわかりますが、リヤをしずめてトラクションをかけると、見事なロケットスタート! そしてなんと……。

 

このクルマ、トラバントという車種です。東西冷戦時代に東ドイツで作られていたクルマで、ベルリンの壁崩壊直後に西側にもよく知られるようになり、「ボディが紙でできている」なんて話題になったクルマなので、ご存じの方もいるかもしれません。

ただし、この車両の場合は、3.0Lのターボエンジンに載せ換えられ、後輪駆動に改造されているようなので、中身は別モノといえます。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
続きを見る