大破したレガシィと同じクルマを買ったワケは?【動画】

車両解体所に新しいレガシィで入っていく男。そんな男のレガシィへの愛情が伝わってくるアメリカのCMを紹介しましょう。

彼が向かうのは、衝突して廃車となった、なぜか彼が乗っているのと同じ型で同じ色のレガシィ。フロントを大きく損傷したレガシィから彼は手帳、そしてシフトノブを外して持って帰ります。

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はたして、彼が手帳とシフトノブを持っていく理由は?

事故車のレガシィは彼が以前乗っていたクルマ。

その元愛車のところへ、置いたままになっていた手帳を取りに来たというわけですね。

どうしてまたレガシィに乗っているのか?愛着のあるレガシィ、大事故から自分の命を守ってくれたレガシィに敬意を払い再び購入したというわけです。同じグレード、そして同じカラーというのが、深い愛情を感じますね。

取りに来たのは手帳ですが、目にとまったシフトノブも持っていくことにした。命を救ってくれた元愛車の形見として。

「スバルは、2010年の北米の衝突テストにおいて全車種が最高水準の成績を収めた唯一のメーカーである」。
それをPRするためのスバルのCMでした。

車種が判別できないほど大破しているのに、何の問題もなくドアを開け閉めできる(=キャビンは変形していない)というのもポイントです。

単に事故時の安全性を誇示するだけではなく、クルマへの愛情も伝わってくるいいCMですね。

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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