【クスコ】ラリーの名門まで痛車業界に参入!?【萌え車フェスティバル 2011】

 

 萌えふぇすの会場にキャロッセのブースを発見。キャロッセといえば幾度となく全日本ラリー、ダートラ、ジムカーナのチャンピオンを獲得し、一時期はスーパーGTにも参戦していたモータースポーツの名門中の名門。そんな名門、キャロッセがなぜ? と思いつつ展示されている車を見て見るとこれはこれであまり見たことがない車ですよね。

 実はこれ、マレーシアのプロトン・サトリアネオという車。プロトンといえばマレーシア国営で90年代は三菱の技術供与を得て、プロトン版ランエボとか作っていたのだけど、この車は一応完全オリジナルらしいっす。排気量1600ccのエンジンは113psを発揮。5MT車で、車体本体価格は税込み159.6万円。7月1日から日本での受注が始まっています。

 展示車は国内ラリー規定に基づいて作られていて、車内にはロールケージが張り巡らされ、エンジンマウント、ミッションマウントを強化。ドグミッションを搭載しています。現在全日本ラリーには3台が参加。アジアパシフィック選手権と併催となるラリー北海道には5台のサトリアネオが登場するとのことです。

 

 さて、話を本題に戻すと、このサトリアネオ、車体に萌えキャラがど〜んといるではないですか? この娘は高崎クスコちゃんという、全日本ラリーに参戦しているクスコジュニアチームのキャラクター。群馬の山の守神様で、山を舞台とするラリーの守り神様に成長して行くストーリーなのだとか。

 

 一部ラリー関係者ではメロンブックスのメロンちゃんに対抗したのではと言う憶測も流れていたのだけど、今回はそのメロンブックスと共同で出店しているぐらいなので関係は良好みたいですよ!

(ぬまっち)