ついに制限速度140km/h時代に突入か!? 来年開通の新東名

姉さん、事件です。
なんとも窮屈な高速道路の100km/h制限が、もしかしたら緩和されるかもしれないのです。

というのも、来年開通する新東名高速道路に関して提言している静岡県の交通ネットワークビジョン検討委員会が、

時速140キロメートル化を国などに要望していく

というのですから。

理由は、

東名より勾配やカーブが緩やかに作られており、法定速度が設計速度と同じ時速140キロ・メートルになるよう検討する。長距離交通を担うには時速100キロ・メートル程度の法定速度では機能を十分に発揮できない

からなんだとか。そういえば、新東名(以前は第二東名と呼んでいた)の設計速度が140km/hだっていうハナシがありましたね。覚えていますか? ただ、その後の設計変更でいろいろあったような……。

まあそれはともかく、140km/hですよ、140km/h。

もちろん、この委員会が提言したところでスムーズにこの制限速度が実現するわけではないことなんて百も承知なわけで。関係当局間の調整も難航が予想されるのも間違いないわけで。

でも、140km/hの可能性はゼロじゃないんですよ、姉さん。

なんだか楽しいことになりそうな予感がします。
あと半年、夢を見ていましょうか。夢じゃなきゃいいけど。

(工藤貴宏)

 

 

 

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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