雨の日の後方視界をクリアにする「リアカメラ用 水滴クリーナー」がホンダ車に新設定

駐車場などでの後退時に後方の視界を広げてくれるリアカメラは運転支援としてだけでなく、安全運転にもつながる装備です。もはや珍しいパーツではありませんが、それだけにリアカメラは多くの事故が防がれてきたことでしょう。

しかし雨天時にはカメラに水滴がつくことで、せっかくのメリットを活かせないこともあります。そこでホンダの純正アクセサリーを生み出すホンダアクセスでは「リアカメラno水滴クリーナー」を新設定しました。

これはリバースギアに連動して、リアカメラのレンズ表面に付着した水滴を圧縮空気で吹き飛ばすという仕組みで、後退時にリアカメラの映像をクリアにできるというもの。ドアミラーも見えづらくなる雨天時にはそもそも視界が悪化するためリアカメラの視界をクリアにするというのは、安全に直結する機能といえます。

メーカー希望小売価格は10,800円。装着可能車種は、オデッセイ、ステップ ワゴン/ステップ ワゴン スパーダ、フリード/フリード+、シャトル、N-BOX、N-VAN。いずれも ナビ装着用スペシャルパッケージ装備車とHondaインターナビ装備車となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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