タイムが速いとダメ!なレーシングECO耐久は8月21日は袖ヶ浦で

ガス欠でも頑張る第2回のECO耐のゴール手前(第三回からはコース上の手押しは禁止になりました)
ガス欠でも頑張る第2回のECO耐のゴール手前(第三回からはコース上の手押しは禁止になりました)

毎回、とんでもない結末が飛び出す日本一面白そうなエココンシャスなモータースポーツ「レーシングECO耐久」の第三回が、8月21日に袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されます。

主催は、あの大井貴之さん率いるD-rights。協賛はREV SPEED。

1周のラップタイム制限があって性能だけでは勝ちきれないという趣向のこのレース、今回はなんとラップ制限1分30秒!これより速いタイムを出すと周回数にカウントされないのです。

そしてゴールしても、そこが本当のゴールラインではないところもこのレースの面白いところ。自力でサーキット内のガソリンスタンドまで辿り着き、そこで満タン給油して初めてゴールなのです。

出走前にガソリンタンクを封印し、ゴール後の給油まで一切のガソリン補給ができないので、トップ争いをしていても上記の写真のようにガス欠で後退ということもありえます。ガス欠で止まっても直前までの周回数はカウントされているので押してでも何でもガソリンスタンドまで辿り着けばリタイアということはありません。

そして周回数と燃費のポイントの合計で順位が決まるというシステム。1分34秒で9.7km/lと1分40秒で13.2km/lだと後者のほうが順位が上になることもあるのです。

ブルーバードシルフィーやADバンなど、毎回変り種が登場するのもこのレースの魅力。

そんなレーシングECO耐久に私こと北森がチーム300というところから参戦いたします。マシンは普段使いのVWポロGTI。車両は軽いがドライバーが超重いというハンデを背負ってどこまで闘えるか。乞うご期待。

レーシングECO耐久
http://www.d-rights.co.jp/ret2011/

なお、当日はHYPER REV CR-Zインサイドディも同時開催されます。
CR-Zオーナーの方もぜひ袖ヶ浦へ。
http://www.d-rights.co.jp/ret2011/CR-Z%20Insideday2.html

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる