景気の上向きも実感!? 2017年3月の登録車セールスランキング。トップは再び日産・ノート!

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)から、2017年3月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されています。

2017年になってから、1月のトップは日産ノート、2月はトヨタ・プリウスと話題のハイブリッドカーが競い合っていますが、年度末商戦を制したのはノートでした。

●2017年3月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 日産 ノート 24,383台(前月2位)
2位 トヨタ プリウス 22,447台(同1位)
3位 トヨタ アクア 17,798台(同4位)
4位 トヨタ C-HR 16,816台(同3位)
5位 ホンダ フリード 14,799台(同6位)
6位 日産 セレナ 14,577台(同5位)
7位 トヨタ シエンタ 13,336台(同7位)
8位 トヨタ ヴィッツ 12,654台(同8位)
9位 ホンダ フィット 11,629台(同10位)
10位 トヨタ ヴォクシー 10,831台(同9位)

トップ10のすべてが5桁となるのは久しぶりで、景気の回復がクルマ購入につながっていることが実感できるランキングとなりました。乗用車(登録車)全体でも3月の販売台数は398,048台と 前年同月比 114.8%と明らかに伸びています。乗用車が売れるようになってきているわけです。

また、ノートだけでなく6位まではそれぞれ前月の順位と入れ替わっているのも注目点。クラスは違いますが、ホンダ・フリードと日産セレナ、さらにトヨタ・シエンタまで含めた5~7位の小型スライドドアミニバン・バトルは、ファミリーユーザーのニーズがこのカテゴリーに集中していることを示しています。

(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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