「DS」のトンがったオリジナリティは「女神」レベル

去年の東京モーターショーで「シトロエン」から独立した「DS」ブランドになったことを日本でも発表しました。
「シトロエン」はオリジナリティ溢れるブランドですが、それに加えてラグジュアリー&カッコよさ&華やかさが加わったのが「DS」です。なのでズバリ、めちゃめちゃトンがってます!

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「DS」といえば私は去年、パリに取材で行った際に、「DS」のイベントに遭遇しました。
ちょうどその日は、60年前に「DS」がパリモーターショーでお披露目された日。
つまり、「DS」の誕生日だったのです。
さらに、たまたまその時に私が乗っていたのは「DS 5」の60周年記念の限定車「DS 5エディション1955」のディーゼルモデル。正にアメイジングなタイミングで新旧の‘ご対面’となりました。エッフェル塔をバックに、2台並べた写真が撮れるという幸運…。
もちろんこの時に遭遇した日本人は、私を含めて編集部、カメラマンさんの3人のみ。
本当に貴重な体験でした!

そんなDSのイッキ乗り試乗会が開催されました。

ラインアップはカラーバリエーションが豊富な「DS3」。そのオープンバージョン「DSカブリオ」、4ドアクーペの「DS4」とそのSUVタイプの「DS4 クロスバック」。
そしてDSのフラッグシップモデルの「DS5」。

この日私が試乗したのはオランジュトリマリンの「DS4 クロスバック」、ノアール ペルラネアの「DS5 シックレザーパッケージ」、ボディが白、ルーフがエメラルドの「DS3 シックDS LED ヴィジョンパッケージ」 の3台。
どれもそれぞれ個性が強くて面白いのですが、中でも印象に残ったのは「DS3」は個性的なボディカラーのコンビネーション。「クリオレ」というシートの色は茶色がかった黒で、夏でも暑苦しくない絶妙カラー。
「DS4 クロスバック」のオリジナリティ溢れまくりの後席ドア。窓ガラスがなんとも言えない独特なデザインのため、窓ガラスの開閉をあきらめて、「はめ殺し」

(窓が開かないこと)にしたという潔さには脱帽です。

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(吉田 由美)

From Motor Fan’s Year

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