SLS AMGに続くメルセデスAMG社による完全自社開発となるメルセデスAMG GTは、2015年5月に日本でも発表され、約1年後となる今年の5月12日に一部改良を受けました。
エンジンは4.0LのV8ツインターボを搭載し、トランスミッションはAMGスピードシフトDCTが組み合わされています。
今回の一部改良は装備関連が中心。「メルセデスAMG GT」では、「ベーシックパッケージ」の標準化がトピックスで、ナッパレザーシート(シートヒーター付)、キーレスゴー、ハンズフリーアクセス、メモリー付パワーシート(運転席・助手席)、電動チルト&テレス コピックステアリング、イージーエントリー(ステアリング)、リバースポジション機能付ドアミラー(助手席)、プライバシーガラスを用意。
さらに、ボディカラーのメタリックペイントを標準化し、「ダイヤモンドホワイト」、「ヒヤシンスレッド」、「イリジウムシルバーマグノ」、「セレナイトグレーマグノ」を設定(AMGソーラービームを除く)。
上級グレードの「メルセデスAMG GT S」では、「AMGパフォーマンスシート」、「Brumesterサラウンドサウンドシステム」、「盗難防止警報システム(牽引防止機能、室内センサー)」からなる「エクスクルーシブパッケージ」を標準装備としているほか、「AMGダイナミックパッケージプラス」の一部装備である「ダイナミックエンジントランスミッションマウント」、「AMGパフォーマンスステアリング(レザーDAINAMICA/ステッチ入)」、「イエローメーターゲージ」が標準装備化されています。
また「AMG GT」と同様にボディカラーのメタリックペイント(「ダイヤモンドホワイト」、「ヒヤシンスレッド」、「イリジウムシルバーマグノ」、「セレナイトグレーマグノ」)を標準化(AMGソーラービームは除く)。
価格は「メルセデスAMG GT」が1650万円、「メルセデスAMG GT S」が1930万円で、前者は70万円アップ、後者は90万円のアップとなっています。
(塚田勝弘)