佐藤みきお 
2008年の登場の１シリーズ・クーペとカブリオレが、小改良で装備を充実させています。
片側2等式のバイキセノン・ヘッドライトの上部にLEDのアクセントが追加されたほか、テールライトもデザインを一新、こちらもLEDが採用されています。
また2L直4エンジン搭載の120iは、BMWとして始めて「エア・カーテン」と呼ばれるエアロダイナミクスを採用。これはバンパー左右両端のエアインテークから取り込まれた空気を高速でフロントホイールアーチへ放出するもので、放出される空気がホイール側面をカーテンのように覆い、ホイール周辺の乱気流を抑えて空気抵抗を低減、走行安定性と燃費の向上に貢献してくれるそうです。
これは人気のMスポーツには備わらないそうですが、その理由は、Mスポーツは徹底的に空力を追求、前後の空力バランスを崩したくなかったことが理由だそうです。今回はノーマルモデルのみですが、今後に期待しましょう。
そして装備が充実されています。
やはり120iですが、待望のパドルシフトがついに標準になり、ドアミラー内蔵のETCも備わるようになりました。また3.0Lターボの135iクーペにはポータブル・オーディオが接続できるUSBオーディオ・インターフェイスを採用、全車にヘッドライトウォッシャーが標準装備となりました。
一見地味かもしれませんが、毎回着実に仕様を向上させるBMW。こういうところも人気の理由ではないでしょうか。
120iクーペ 6速AT 395.0万円
135iクーペ 6速MT 565.0万円
7速DCT 579.0万円
120iカブリオレ 6速AT 459.0万円
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http://www.bmw.co.jp/jp/ja/index.html
（佐藤みきお）
写真は全て本国仕様です。
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