女性のモータースポーツへの参加機会を増やすため、JAFは「ウィメン・イン・モータースポーツ ワーキンググループ」を設置しました。
これはFIAが2009年に設置した「WOMEN IN MOTORSPORT委員会」の活動を日本国内でも展開するためで、そのPR活動がモータースポーツジャパン2014で行なわれました。
今回のトークショーにはFIAウィメン・イン・モータースポーツ委員であり、先日のWECで女性初の表彰台を獲得した井原慶子さんが登場しました。
ステージには同じ自動車メーカーのインストラクターをしていた時からの知り合いでカーライフエッセイストの吉田由美さんも参加。
井原慶子さんは99年にベネトンF1のレースクイーンをしていた時にF1ドライバーに傘を差す立場から差してもらう立場になりたいと決心しレースに参戦するようになったそうです。
現在、日本は女性が活躍するには厳しい状況となっており、今後レーサーだけではなくオフィシャル、メカニックなどのレースに関わる全ての部分に女性が関わっていけるように活動していく、とのこと。吉田由美さんはモータースポーツは「ワクワクの塊」でありサーキットに足を運んでワクワクを体験をしてもらいたいと語ってくれました。
トークショーの後には人気女性レーサーである井原慶子さんは大勢のファンに囲まれサインを求められていました。
JAFではモータースポーツジャパン会場内において、JAF競技ライセンスである「国内Bライセンス」、「カートBライセンス」及び「カートジュニアライセンス」の講習会が実施されすぐに定員に達したそうです。
今回PR活動をしていた吉田由美さんは、最近は速さだけを競うレースだけではなくエコドライブレースにも参加しています。女性の方がメンタルが強いので速さ以外の要素が絡むとどんでん返しのチャンスもあるようです。
このイベントは11月8日~9日に鈴鹿サーキットで開催されるスーパーフォーミュラ最終戦「JAF鈴鹿グランプリ」会場でも行なわれますので、ワクワクを体験しに行きましょう!
(sin)