軽自動車セールスランキング(2014年8月)ワゴンR急上昇の結果は?

全国軽自動車協会連合から2014年8月の軽四輪車通称名別新車販売速報が発表されています。

ワゴンR FZ クリスタルホワイトパール

トップは2014年不動の首位、ダイハツ・タントが守っていますが、前月比で約3割減と、消費税増税の駆け込み需要で3万台超を販売(2014年3月)した勢いはすっかり失われています。

一方、前月の 6位から2位へとジャンプアップしたのがスズキ・ワゴンR。マイルドハイブリッドである「S-エネチャージ」を搭載するなどのマイナーチェンジは8月25日発表でしたから、ユーザーへの効果があったとは言い切れないタイミングですが、なんらかの効果があったといえそうです。それでも前月比で95.6%と減っています。

なお、乗用・商用を合わせた軽自動車全体の販売台数は126,865台。これは前月比で72.8%、前年同月比で84.9%と非常に厳しい数字。庶民の足といわれる軽自動車ですが、消費税増税の影響は避けられない状況といえそうです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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