クラリオンがトラック/路線バス向けの安全走行支援システムを発売

クラリオンが6月中旬から市場投入する「SurroundEye(サラウンドアイ)」は、車体に取り付けられた複数のカメラ映像を独自の画像処理技術によるキャリブレーションで高精度な合成画像として表示することで、安全走行支援を行うシステムです。

Print乗用車では、07年10月にマイナーチェンジを受けた日産エルグランドに世界初採用された「アラウンドビューモニター」以降、軽自動車にも設定されるお馴染みの装備になりつつあります。

Printクラリオンが6月中旬から発売する「SurroundEye」は、全長10m、全幅2.4m以下の中型サイズまでのトラック用として、ふたつのカメラで主に運転席から死角となる左後方の安全確認を補完する「2カメラシステム」をはじめ、さらに2個の狭角カメラを追加することで車両後方をより的確に把握できる「2+2カメラシステム」、路線バス用として4つのカメラにより車両周辺360度を俯瞰できるシステムの3つをラインナップしています。

surroundeye_02 surroundeye_01なお、システム取り付け後、車両1台ごとにキャリブレーションが必要になりますが、別売のPCアプリソフトを含むセットアップツールキットで容易に行うことができるとのこと。

価格はトラック2カメラシステムが合計で18万9000円、トラック2+2カメラシステムが合計で23万3900円、路線バス4カメラシステムが25万9000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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