ルノーの人気モデル、カングーに「カングー・ゼン6MT」が追加されました。従来からの1.6L NAの4AT/5MTに加えて、ルーテシア、キャプチャーでもお馴染みの「H5F」型の1.2L直噴ターボエンジンを搭載し、6MTを組み合わせた走りも楽しめるモデルです。
「カングー・ゼン6MT」の最高出力は115ps/4500rpm、190Nm/2000rpmで、ルーテシア、キャプチャーの120ps/4900rpm、190Nm/2000rpmと比べると、最大トルクは同じですが、カングーは5ps低く、回転数も400rpm下げられています。
「カングー・ゼン 6MT」の方がキャプチャーよりも160kg重いため当然ではありますが、それでもカングーの1.6LのNAエンジンよりも10ps/42Nmもパワフルであり、トルクフルですから、6MTを駆使することで走りも十分に楽しめるはず。
さらに、「カングー・ゼン 6MT」には、アイドリングストップ機構、減速時のエネルギー回生を行うエナジースマートマネジメント、燃料消費量を最大10%削減するECOスイッチも用意されていますから、実燃費の面でもメリットは大きそうです。
ほかにもクルーズコントロールをはじめ、坂道発進をサポートするヒルスタートアシスト、滑りやすい路面で駆動輪のグリップを制御するエクステンデッドグリップなども用意されています。
ボディカラーは、「ジョン アグリュム」、「ブラン ミネラル」、「グリ アルジョンM」、「グリ カシオペM」、「ノワール メタルM」、「マロン ショコラM」、「ブルー エトワールM」の7色を設定(M=メタリック)。
価格は241万5000円です。
(塚田勝弘)