レンジローバー・イヴォークに2つの「Autobiography(オートバイオグラフィー)」が登場

レンジローバー、レンジローバースポーツにあってイヴォークにないもの。それは最上級グレードであり、多彩なボディカラーやインテリアカラー、シート素材の組み合わせなど、いくつもの組み合わせをチョイスできる「Autobiography(オートバイオグラフィー)」の設定でしょう。

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予算の上限がないならいくらでも自分だけの「レンジローバー」を作れるのが「Autobiography(オートバイオグラフィー)」の魅力です。

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イギリス本国で、「レンジローバー」ブランドの末弟であるイヴォークにもレンジローバー・イヴォークAutobiography」、「レンジローバー・イヴォークAutobiography Dynamic」が加わることが発表されました。

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パワートレーンは、「Autobiography Dynamic」が285ps/400Nmを誇る2.0Lターボで、「Autobiography」は240psのガソリンもしくは190psのディーゼルから選択が可能。ZF社製9速ATが組み合わされます。

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注目装備は、世界初の「InControl Apps」で、車内用に最適化された最新のスマートフォン用アプリがタッチスクリーンに映し出しされるもの。

「InControl Apps」をスマホにダウンロードし、専用のUSBポートに差し込むとレンジローバー・イヴォークのタッチスクリーンと同期し、アプリが更新されるたびに新しいコンテンツが使えます。

また、世界初の4輪ドライブシステムのひとつである「アクティブ・ドライブライン」も注目です。「Autobiography Dynamic」に標準で、ほかのイヴォーク全モデルにオプションで用意するこのシステムは、必要に応じシームレスかつ自動的に2WDから4WDへ切り換えることによって、トラクションの向上、俊敏性の強化、燃費向上をもたらします。

さらに、「Autobiography Dynamic」には、フロントブレーキに350mm径のディスクやトルクベクタリング・バイ・ブレーキング(TVB)を採用。

トルクベクタリング・バイ・ブレーキング(TVB)は、全輪に作用しアンダーステアを抑制し、路面がハイグリップ状態でも作動し、より俊敏でレスポンスに優れたハンドリング特性を実現するとのこと。

日本でもイヴォーク人気を高めそうな「Autobiography」ですが、まずは3月4日のプレスデーから開幕するジュネーブモーターショーで披露されます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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