軽自動車販売ランキング2013年10月、N BOXが連続トップでホンダがフィットとダブルタイトル

全国軽自動車協会連合より2013年10月の軽四輪車通称名別新車販売速報が発表されました。月間トップは、3か月連続でホンダN BOXとなりました。

 

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●2013年9月軽四輪車通称名販売ランキング
1位 ホンダ N BOX 17,600台
2位 スズキ スペーシア 14,366台
3位 ダイハツ  ミラ 13,495台
4位 ダイハツ  ムーヴ 12,585台
5位 スズキ ワゴンR 11,746台
6位 日産 デイズ 11,686台
7位 スズキ アルト 6,940台
8位 ダイハツ タント 5,743台
9位 ホンダ N-ONE 5,522台
10位 三菱 eK 3,989台

N BOXの連続トップにより、登録車でランキングトップになったフィットと合わせて月間セールスランキングでホンダがダブルタイトルを獲得しています。

しかし、N BOXの販売台数自体は前月比74.2%と好調とはいえない状況。トップ10全体でみても前月比75.1%と販売は落ち込んでいます。

そうした中で、前月比で100%を超えてきたのがスズキ・スペーシア。プリクラッシュブレーキシステムを搭載したことによる商品力強化が効いてきたといえそうです。

これにより、いわゆるスーパーハイトワゴン系が1、2位となり、全高1600mm台のハイトワゴン系はランクを落としています。軽自動車のトレンドが本格的に変わるタイミングなのかどうか、しばらく注目といえるのではないでしょうか。

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そして、プリクラッシュブレーキシステムと省燃費パワートレインというトレンドの機能を備えたミラが3位をキープしているのも、軽自動車マーケットのニーズが幅広いことを示しているともいえそうです。 

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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