蝶のように美しい折りたたみ式ソーラーステーションが登場

日産リーフの宣伝ではないですが、以前よりも急速、普通を問わずサービスエリアや商業施設、ホテルの地下駐車場など充電スポットは着実に増えています。設置場所の制約とコストを考えると、現在の当たり障りのないデザインは仕方がないのでしょう。

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しかし、ボルボがイタリアで公募したというデザインコンペで1位に輝いたこちらは、写真を見ただけでは何だか分かりません。

ボルボは安全を社是に据え、2020年までボルボの新車が関連するもので死亡者、重傷者ゼロを目指す「ビジョン2020」を掲げていますから、ついに万一の際は空でも飛ぶのか! というのはもちろん冗談ですが。

まるで、蝶やクジャクのように羽を伸ばしているよう見えるこちらは、SDAというロサンゼルスの会社が提案したソーラーステーションだというから驚きです。

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よく見ると、羽の上にソーラーパネルらしきものが設置されています。カーボン製のバーにメッシュ素材を組み合わせたこの羽は、解体可能でV60のトランクに収まるというからまたまた驚き。

フル充電までは約12時間と実用性はもちろん追求されていませんが、モーターショーや各種イベントでお客さんの注目を集めるのにはインパクト十分です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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