ボーイング787、復活か?FAAの承認により改修作業始まる。

1月に相次いで起ったリチウムバッテリーからの火災により、運行とデリバリーを停止していたボーイング787型機が、米連邦航空局のバッテリー問題改善案の承認を受け、改修作業を開始しました。

■ボーイング・ジャパン プレスリリース(日本語)
ボーイング787型機 米連邦航空局のバッテリー問題改善案の承認を受け改修作業を開始

(写真はボーイング・ジャパンのサイトより引用)

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 バッテリーと周辺システムを改善し、トラブルがあった場合でも他に波及しないシステムとなるとのことです。プレスリリースを読む限り、改善策はバッテリーの制御、充電器、格納容器など相当数の改善要綱が施されていると想像できる内容です。ただプレスリリースでは故障原因を導き出したとしていますが、原因が何か?というところまでは公表されていません。

原因については技術的に表現が難しくても公表して欲しいところですが、ここはひとまずボーイング787型機の復活への道のりが始まったことに敬意を表しておきたいと思います。

ボーイング787型機は錆びる心配の無い複合素材を使っているので機内の湿度を高く保てる上に、主翼の構造が従来機と違うため気流の乱れにムチャクチャ強い、つまり揺れにくいなど、乗機した方はたいてい絶賛する機種。しばらくは乗り控えをする方も多いかとは思いますが、故障の再発が無ければまた以前の評判を取り戻してくれるのではないかと、筆者は大きな期待を寄せています。
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(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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