ここ数年登場した新車の中でも、デザインのインパクト度で群を抜いているのはレンジローバー・イヴォークではないでしょうか。最近では都内での遭遇率も高く、珍しくなくなってきました。さらに、東京オートサロンでもカスタマイズされたイヴォークを数多く見かけました。
それなら自らカスタマイズしよう!とランドローバーが思ったか分かりませんがジュネーブモーターショーで披露され、4月1日から受注を開始する(日本での発売時期は未定)のが「ブラックデザインパック」というオプションパッケージです。
カスタマイズのメニューは、グロスブラックにペイントされた9スポーク20インチの鍛造アルミホイール、ダークな印象のフロントヘッドライト&フォグランプやクリアタイプのリヤコンビランプ、そして前後にブラックカラーの「RANGE ROVER」のレタリングが施されています。さらに、リヤスポーツスポイラーで武装し、ダークカラーのエグゾーストフィニッシャーも備えるなど、前後ともにかなりアグレッシブな見た目を獲得しています。
メーカー自らこれほどのドレスアップを施したくなるというのは、イヴォークが元から備える資質の高さなのでしょう。日本への上陸も期待したいところです。
(塚田勝弘)