ゴルファーのためのクルマ選び第2弾! 今回は「スバル エクシーガ 2.5i EyeSight」にスポットを当ててみました。
ちなみに、写真のモデルは、ゴルフ専門月刊誌『ゴルフトゥデイ』のイメージガールユニット「ゴルフトゥデイ・バーディ’s」のせいらちゃん(左)と木村亜梨沙ちゃん(右)です。
1)キャディバッグの積載能力
今回もゴルファーなら一番気になるラゲッジスペースのキャディバッグ積載能力についてまずは見てみましょう。
エクシーガの大きな特徴のひとつは、7シーターであるということ。様々なシートアレンジが可能なこの7シーターのフレキシビリティを活かして、どのような乗車人数とキャディバック積載数のパターンがあるか、試してみました。
●乗車人数:2〜5人(セカンドシートまで使用)
サードシートを倒しセカンドシートまで利用すると最大5人まで乗れます。この時、スライド可能なセカンドシートを一番後ろまでスライドさせ足下に足を組めるぐらいの十二分な余裕を持たせた場合は、キャディバックは横に積むことになります。エクシーガのラゲッジスペースのタイヤハウスの後方部は、46インチのドライバーを入れたキャディバッグを積むことが可能なスペースとなっているので、ここに2バッグ、そしてその前方に少し斜めにして2本入れ、4バッグを積むことができました。
また、セカンドシートを前方にスライドさせた場合(それでも足下には十分なスペースがあります)は、キャディバッグをタテに積むことが出来るので、これなら5バッグでも積むことが十分可能です。5人+5キャディバッグもいけるのです。
サードシートを倒すとこれだけの空間が生まれます。
セカンドシートを一番後方にスライドさせた状態で、4バッグが載せられました。
セカンドシートを一番後方にスライドさせた状態なら、足下はこれだけ余裕があります。
セカンドシートをある程度前方にスライドさせれば、キャディバッグをタテに積めます。
●乗車人数:6人(サードシート片側使用)
5:5可倒式のサードシートを片側だけ使用し、もう一方をフォールディグさせた場合は、セカンドシートを前方にある程度スライドさせて、キャディバッグをタテに積むことになります。この場合は、キャディバッグ4本を積むことが出来ます。
●乗車人数:7人(サードシート使用)
サードシートを使用して、最大乗車人数7人とした場合は、さすがに人数分のキャディバッグを積むことはできません。ただし最後部に横に2本入れることが可能です。5人が現地までクラブを送っておく、現地でレンタルクラブを利用する、といった方法をとれば、7人でも1台で行くことができるのです。
サードシートを使用した状態でのラゲッジスペースはこんな感じ。
2)走行性能
エクシーガはミニバンとはいえ、ミニバンにありがちな後ろばっかり大きく重たいイメージはなく、限りなくスポーツワゴンと同じ感覚で運転できます。慣れてしまえば一般的なタイプのミニバンも全く問題ないのでしょうが、エクシーガのバランス的に優れた車体を運転している安心感はなかなか味わえないと思います。
動力性能面を見てみると、今回試乗した2.5iはスバルの自信作である爽快な走りと環境性能に優れた次世代BOXERエンジンを搭載しているモデルなので、アクセルを踏んだ瞬間から軽快かつトルクフルに立ち上がるエンジンが車体を力強く前へ前へと押し進めてくれます。たとえ大人数を載せたとしても、パワー感ではまったく不満に思うことはないはずです。
ハンドリングも低重心のBOXERエンジンとそのスタイリングで、ミニバンにありがちな腰高感はなく、山の上のゴルフ場へのワインディングロードでも安定した走りを見せてくれました。
もうひとつ、気になる燃費ですが、今回のゴルフ場往復の燃費は平均9.4km/lでした(3名乗車)。全行程364km中、一般道70km程度・高速渋滞20km程度アリといった、燃費向上にはけっこう厳しい条件でしたから、まずまずといったところでしょう。
前回のレガシィの記事でも紹介したアイサイト2も搭載し安全性もトップクラス! シートアレンジの多彩さや走行性能の優秀さと合わせて、エクシーガはゴルフ利便性の非常に高いクルマでしたよ。
撮影場所:山梨県「敷島カントリークラブ」
http://www.shikishima-cc.jp/
(クリッカーゴルフ部)