ヨーロッパでもっとも売れている小型車はフォード・フィエスタ

フォードが10月19日に発表したところによると、JATOダイナミクス調べの欧州市場全体における2012年9月の小型車販売実績において、フォード・フィエスタが31,468台を販売してトップになったということです。

さらに2012年1〜9月の累計販売台数でも小型車カテゴリーでトップ、乗用車全体でも2位となる、238,345台を販売したと発表がありました。

並み居るライバルを押しのけて、小型車のトップセラーとなっているフォード・フィエスタ。その理由は、スタイリングや使い勝手など様々あるでしょうが、なにより「2012エンジン・オブ・ザ・イヤーに輝いた999ccエコブーストエンジンのパフォーマンスの高評価による」とヨーロッパ・フォードの販売担当バイス・プレジデントは語っています。

欧州小型車におけるダウンサイジングは、こうした販売実績からもトレンドが強まっていることが伺えます。(山本晋也)

 

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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